割型式成形機 ( リヘッダー )

圧造プロセス

チャッキングしたワークを横送り装置にてワークサポーターにセットします。 割ダイスホルダーにセットした割ダイスをスプリングA、Bにて閉めます。
割ダイスをウェッジA、Bにて閉めます。 圧造します。 (下死点)
ウェッジA、Bが割ダイスホルダーにより完全に抜けた状態にて割ダイスが開きます。 ノックアウト装置にてワークを排出します。
 


仕様表

形式 G4 G4L G5 G5L G5LL
加圧力 40ton 40ton 60ton 60ton 60ton
生産数 40本/分 35本/分 40本/分 35本/分 35本/分
クランクストローク 150mm 180mm 150mm 180mm 240mm
ノックアウトストローク 24mm 35mm 40mm 60mm 60mm
横送りストローク 40mm 60mm 60mm 60mm 60mm
圧造軸径(ツバ打ち) Ф12 Ф12 Ф14 Ф14 Ф14
最大頭部全長 20mm 30mm 35mm 55mm 55mm
主電動機(ブレーキ付) 5.5kw 5.5kw 7.5kw 7.5kw 7.5kw
クラッチ形状 エアークラッチ エアークラッチ エアークラッチ エアークラッチ エアークラッチ
クラッチ形状 エアークラッチ エアークラッチ エアークラッチ エアークラッチ エアークラッチ
素材供給装置 スライドコンベアー・パーツフィーダー・スクイ式ホッパー
給油方式 強制循環給油(オイルポンプ・200W・リリーフ付)
機械本体重量 4000kg 5000kg 6000kg 6500kg 7000kg
操作盤 自立式操作盤(制御盤兼用)

特長・機構

  • ・本機は、ダイスホルダーにセットされた2分割の割ダイスにて圧造前のワークをホールドし、ウェッジ(クサビ形)にてダイスホルダー(割ダイス)を締め付け圧造するものです。
  • ・圧造時に割ダイスが開くのを防止する為に、ウェッジにウレタンゴムが取り付けてあります。圧造開始より圧造終了まで、圧造力は段階的に大きくなりますから、ウレタンゴムも下死点に近づくほど、発生力が大きくなる構造となっております。
  • ・本機は製品の2次加工機ですから、ワークの首下長さが同一でも、圧造位置により選定機種が異なります。ワークの全長、径、圧造位置、及び圧造力により機種を選定してください。

標準装備品・オプション

標準装備品

  • トータルカウンター
  • オーバーロードメーター
  • 割ダイス安全装置

オプション

  • ワーク払落し装置
  • 横送り安全装置
  • シーケンサー
  • 各種カウンター表示 (ウレタン寿命・工具耐命・ロット生産数)
  • シュート1本落し装置
  • 各種表示用パトライト
  • シュート以上検出装置